お宮参りの家族写真にはどんな服装を選ぶべきかまとめています。
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  1. 家族写真服装

お宮参りの家族写真にはどんな服装を選ぶべき?

お宮参りの両親の服装は?

お宮参りの両親の服装は? 出典:http://www.studio-mario.jp/event/baby_know/omiya.html

お宮参りの赤ちゃんの服装については、「お宮参りの赤ちゃんの服装は?選び方のポイントを解説!」のページで詳しくご紹介いたしましたが、パパやママはどんな服装でお参りに行くのでしょうか。「必ずしもこれを着なくてはいけない」というルールはありませんが、せっかく赤ちゃんが正装するのであれば、一緒にいるパパやママも雰囲気を揃えたいですよね。ここでは、お宮参りの際のパパ&ママの服装についてご紹介いたします。

ママの服装のポイント

昔は赤ちゃんのママと父方の祖母は「黒留袖」を着るのが主流でしたが、現在はもっと気軽に訪問着や色留袖でのお参りが増えました。もちろん和装ではなく洋装で臨む人も多いですが、赤ちゃんが初めて神様と挨拶をする儀式・お祝いごとでもあるので、着物でない場合はしっかりとしたフォーマルな服装が好ましいでしょう。とは言え、いちばん気にしてあげたいのはママの体調です。お参り当日の体調や動きやすさ、天候や気候などを考えて服装を決めても良いかも知れませんね。ママは授乳も間隔がまだ短い時期ですので、外でも簡単に授乳してあげられる、授乳服のワンピースが便利です。

靴も、赤ちゃんを抱っこするのでヒールではなくフラットシューズなどの安定した靴が安心です。アクセサリーについても同様に、赤ちゃんのことを考えると、何も身につけなくてもいいでしょう。

パパの服装のポイント

赤ちゃんやお母さんが和装であっても、パパはスーツを着るのが一般的です。ビジネススーツではなく、必ず礼服を着用するようにしましょう。ビジネススーツと略礼服とは見た目にはあまり違いがないように見えますが、屋外に出ると光が当たり、他の参列者に比べて色や質の違いがはっきりと見えてしまいます。お宮参りはほとんどの場合、屋内よりも屋外に居ることのほうが多いので、悪目立ちを避けるためにもきちんとした礼服を用意しましょう。

お宮参りの祖父母の服装は?

お宮参りの祖父母の服装は?

おじいちゃん・おばあちゃんの服装についても、基本的にはフォーマルな服装で参拝するのがよいでしょう。なお、父方の祖父母と母方の祖父母とが揃って参拝する場合には、父方の祖母が黒留袖であれば、母方の祖母が色留袖など、母方の祖父母の方が格の低い服装で参拝するのが良いとされている場合もあります。昔に比べるとしきたりを重んじるご家庭は少なくなっていますが、後にもめてしまうことがないよう、あらかじめ打ち合わせをしておくと良いかも知れませんね。

おばあちゃんの服装のポイント

おばあちゃんの場合は、黒留袖、色留袖、セレモニースーツやワンピースなどが一般的です。赤ちゃんが掛け着の場合、ママとおばあちゃんは和装で揃えても素敵ですし、もちろん洋装でも問題はありません。洋装の場合は黒や紺色、ベージュなどの派手すぎない色で、無地のものを選ぶと良いでしょう。また、靴も洋服に合わせて黒や紺色など、落ち着いた色合いのものを選ぶようにしてみてください。

父方のおばあちゃんは赤ちゃんを抱っこする役割もありますので、あまり無理のない服装で参列するのが望ましいでしょう。

おじいちゃんの服装のポイント

おばあちゃんの場合も、パパの場合と同様に、冠婚葬祭で着用するようなスーツが良いでしょう。黒や紺色、グレー、ブラウンなど落ち着いた色合いが好ましいですが、デザインは薄いストライプなど、柄が入っていても構いません。体調や天候、季節などによって無理のない服装をしましょう。

両家で相談して統一感ある装いを

両家で相談して統一感ある装いを 出典:https://our-photo.co/photogallery/8067

事前に赤ちゃんのご両親やもう一方の祖父母と相談し、参列者の服装を揃えると統一感が出て全体的なバランスが整います。留袖で参加するべきかスーツで参加するべきかを悩む方もいらっしゃるかもしれませんが、悩んでしまったら主役の赤ちゃんに合わせるのもひとつの手です。お宮参りの主役は赤ちゃんなので、赤ちゃんが和装なのか洋装なのかで決めたとすれば角も立ちにくいと思います。

和装・洋装が混在しているよりは、両家共にいずれかに統一されているほうが、赤ちゃんの誕生を通じてより強く絆を結ばれた親族として、家族写真もより見栄えのするものとなるでしょう。お宮参りの服装というおめでたい話題を通じてコミュニケーションを通わすことは、少なからず両家の距離を縮める良い切っ掛けとなるはずです。

赤ちゃんを抱っこするのは誰?

赤ちゃんを抱っこするのは誰? 出典:https://www.happilyphoto.jp/column/255047/

お宮参りの際は、赤ちゃんを抱っこしてお祓いを受けることになります。この際、赤ちゃんは父方の祖母が抱っこをするというのが一般的です。このしきたりは、出産をしたママの身体には「穢れ」が残っているため、「神様にお払いをしてもらうまではママに赤ちゃんを抱っこさせてはならない」という考えの名残でもあると言われています。現在では、「産後間もないママの身体を気遣うため」という理由も大きくなっています。

正式なお宮参りの参列者は、赤ちゃんとパパとママに加え父方のおじいちゃん・おばあちゃんですが、もちろん両家が揃うこともありますし、反対におじいちゃん・おばあちゃんが遠方にお住まいの場合は、赤ちゃんとパパとママだけで参拝をされるご家庭もあるかと思います。今はこうしたしきたりについての意識も薄れつつあり、誰が抱っこしていてもマナー違反となることは決してありません。とは言え、お宮参りの家族写真を撮るということになれば、やはり赤ちゃんを抱っこするのはパパ側のおばあちゃんの役目になるのが一般的です。

家族写真はメリットがたくさん!

家族写真はメリットがたくさん!

お宮参りや七五三など、お子さんの成長を祝う行事などで撮影される「家族写真」は、玄関やリビングなど、家族が目にするところに飾っておくことで、その家族にとって嬉しい効果がたくさん得られます。

たとえば飾られた写真を見ながら当時を振り返り、思い出話をすることによって人間関係を再確認することができます。これを「思い出コミュニケーション」と呼びますが、家族が良好な関係を維持するために非常に大切なコミュニケーションと言えます。

また、飾られている家族写真を日常的に見ているうちに、「自分は家族に大切にされている」といった、親や家族の愛情を実感できるようになります。これにより、子どもたちはありのままの自分を受け止め自分自身に価値を見出せる「自己肯定感」を持てるようになります。

これだけの素晴らしい効果が得られるというのに、せっかく撮影した家族写真しまったままにしておくのはとてももったいないことですよね。家族写真はぜひ、家族がいつも目にするところに飾っておいてくださいね。

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