お食い初めのやり方についてまとめています。
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  1. お食い初めのやり方

お食い初めのやり方や手順について

お食い初めの準備

お食い初めに必要なものと言えば、「食器」「祝い箸」「料理」「歯固めの石」の4点です。それぞれちょっとしたルールやしきたり・マナーがありますので、詳しく解説いたします。

お食い初めの食器

お食い初めの食器

お食い初め食器は漆器のお膳を使うのが一般的で、男の赤ちゃんには朱塗り、女の赤ちゃんには外側が黒塗りで内側が朱塗りのものを使うという決まりがあり、さらに鶴亀などの吉祥柄を描いたもので、新品を用意するのが良いとされています。このお膳は母方の実家から贈られる事が一般的で、家紋は婚家(嫁ぎ先)のものをいれることが多いようです。

しかし、最近のお食い初めは、昔ながらの正式な漆器やお膳を使うケースは少なくなってきています。最近はテーブルの上に会席膳または折敷を置いて陶磁器の食器を並べるやり方や、お食い初めの後も日常的に使用できるプラスチック樹脂製のベビー食器を使い、カジュアルなテーブルセッティングで祝うご家庭も多くなりました。

赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちが一番大切ですので、それぞれのご家庭のやり方で祝うのが良いでしょう。

お食い初めの祝い箸

お食い初めの祝い箸

お食い初めでは、初めて赤ちゃんがお箸を使って食事をするため、お祝いの意味をこめて「祝い箸」を用意します。祝い箸はお祝い膳に用いる、お正月や婚礼の儀式など、晴れの日には欠かせない縁起の良いお箸とされており、主に柳の木でつくられた「両口箸(りょうくちばし)」または「俵箸(たわらばし)」を用いるのが一般的です。

両口箸
箸の両方の先端を細く丸く削っているため、「両口箸」と呼ばれています。これは、一方は人が食べるため、もう一方は神様が食べるために使うもので、「神人共食(しんじんきょうしょく)」といいます。お祝い膳は、神様への感謝のお供えものとして捧げたお料理を、神様と共に食すことで恩恵を授かるという意味を持っています。
俵箸
箸の真ん中が膨らんでいて、その形が米俵に見えることから、五穀豊穣を願う意味がこめられています。「はらみ箸」と呼び、子孫繁栄を表したり、「太箸(たいばし)」と呼ばれることもあります。

祝い箸は、縁起をかつぐ意味で「末広がりの八寸」、約24cmの長さで作られています。最近では美しい箸袋に入った祝い箸も多く、オリジナルの箸袋を手作りするのも人気のようです。

お食い初めの料理

お食い初めの料理

お食い初め・百日祝いのメニューは「一汁三菜」が基本です。これには赤ちゃんがこれから生きていく上で必要な食材として、穀物、海のもの、山のもの、飲み物、塩を与えるという意味が込められています。季節の旬の素材を取り入れたり、地域ごとに様々な食材が用いられているようですが、いずれも縁起の良い意味合いのものが選ばれる傾向にあります。

お赤飯
赤は、古来より魔除けの力や、厄払いの力があるとされています。そのような色が使われているお赤飯は、赤ちゃんが病気や災難に遭うことなく、健やかに成長するようにという願いが込められていると言われています。
はまぐりのお吸い物
はまぐりのお吸い物は、良縁を意味する椀物です。将来、「二枚貝のように、ぴったり合う伴侶」に出会えることを願って用意します。また、お吸い物には、吸うちからが強くなるようにという意味も込められています。
祝い鯛
鯛は、語呂が「めでたい」に通じる縁起物で、日本人から愛される紅白の体をしていることもあり、祝い膳には欠かせない魚です。お食い初めでは、尾頭付きの鯛を塩焼きにして主菜とするのが一般的です。
煮物
エビの吹寄せや高野豆腐、黒豆など、長寿や健康の願いが込められた縁起の良い食材を用いるのが一般的です。
紅白なます
紅白はその名の通り、紅い色と白い色の食材を用いて作られた酢和えを指しますが、紅色には人参を、白色には大根が使われるのが一般的です。大根と人参は土の中にまっすぐに伸びていく姿から、地に足をつけて家族が日々過ごせるようにと願う気持ちも込められています。

歯固めの石

歯固めの石

お食い初めの石は、お宮参りを行なった神社で受け取るか、拾って帰るものとなっています。正式には黒、赤、白の3種類の石を使うものとされていますが、なかなか見つからないことも多いため、あまりこだわって守られているものではないようです。また、地域によっては歯固め石ではなく他のものを風習で使っている場所もあります。歯固め石の代わりになるものとして、以下のようなものが挙げられます。

アワビ
高級食材のアワビですが、食べてみると歯ごたえがあり、なかなか噛み切ることができないものです。「アワビのように固い食べ物のでも噛み切れるように」という歯が丈夫に生えてくることを願ったものです。
タコ
「多幸」に通じるタコは、手が八方へ伸びることから、八方へ運勢が広がると言われ、縁起の良い食べものとされています。また、タコには綺麗な吸盤が規則正しく並んでいることもあり、歯並びが綺麗になりますようにとの願いも込められています。
梅干し
梅干しは固い物ではないのですが、梅干しのシワには「シワシワのおじいちゃんやおばあちゃんになるまで長生きできますように」という願いが込められています。
紅白餅
日本のお正月には欠かせない「お餅」その中でも紅白餅は縁起物として今でもお祝いの時に出てくる食べ物です。餅は日持ちがよく、保存しているときは硬くなることもあるため、歯固め石の代用品として使われるようになりました。

お食い初めのやり方

お食い初めの料理

お食い初めでは、「養い親」と呼ばれる、祖父母や親戚の中の年長者が、箸を取って赤ちゃんに食べさせる真似をします。男の子なら男性に、女の子なら女性に頼みましょう。これには「長寿にあやかる」という意味が込められています。とは言え、最近では「養い親」にこだわらず、おじいちゃん、おばあちゃん、パパ、ママと、みんなで行うご家庭が多いかと思います。記念に写真やビデオ撮影などを行って、楽しいひと時を過ごすことが、家族の良い記念となります。

正式なやり方としては、「ご飯→吸い物→ご飯→魚→ご飯」の順番で、食べさせる真似を3回繰り返します。このときもし赤ちゃんが嫌がらなければ、「ひとつぶなめ」といって、お米を一粒だけ食べさせてあげることもあります。

3回繰り返したら、今度は「歯固めの儀式」と言って、箸で歯固め石に触れて、その箸を赤ちゃんの歯茎にちょんちょんと軽くあて、「石のように丈夫な歯が生え、長生きしますように」とお願いします。これでお食い初めは終了です。祝い膳はお食い初めに参加したご家族皆さんで感謝の気持ちを込めて頂き、歯固めの石は洗ってから神社の境内へお返ししましょう。

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