赤ちゃんと一緒に家族写真を撮るときの衣装
家族写真撮影のベストタイミングは?
スマートフォンやタブレットに付いているカメラ機能が当たり前になり、写真撮影がより身近なものになったとも言える現在でも、振り返ってみると残っているのはお子さんの写真ばかりで、家族写真となると意外と撮り逃してしまっているという方も少なくありません。たとえば旅行先やお出かけ先、親戚と集まる行事などで集合写真を撮られる方は多いかと思いますが、「家族写真はいつ撮る?」「どんなふうに撮る?」「撮ったあとはどうする?」など、分からないこともたくさんありそうです。
ここでは、家族写真の撮影のタイミングや、衣装、上手な撮影についてご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってみてくださいね。
みんなはどんなタイミングで家族写真を撮ってる?
最近では、お宮参りや初節句、ハーフバースデーなど、赤ちゃんの成長を祝うイベントや節目にフォトスタジオで記念撮影をする際、家族も一緒に写真を撮るという人も増えていると言います。赤ちゃんの成長記録は家族全員の記録でもありますから、中には子どもの誕生日には毎年家族写真を撮っている、というご家族も少なくないのだそう。
主役のお子様を中心に、兄弟・姉妹との写真、そして家族写真とすべて一度に撮影してしまうことで、時間やコストなどを削減できるというメリットが得られることから、お祝い行事や家族の記念日などイベント時にフォトスタジオで家族写真を撮るのももちろんおすすめですが、どんなタイミングで撮っても大切な思い出や記録であることに変わりはありませんので、お好きなタイミングで撮影を楽しむのがいちばんと言えそうです。
家族写真の服装はフォーマルとカジュアルどっちが正解?
家族写真は、服装でがらりと雰囲気が変わります。かっちりと決めて撮るのか、普段の雰囲気をそのままにおさめるのか、悩みどころだと思います。しかし、どちらの場合でも写真を撮ってもらうご家族の意思が最優先されるので、家族写真を撮影してもらうご家庭次第ということになります。つまり、どちらが正解ということはないんですね。
とは言え、フォーマルな服装のほうがよりおすすめな撮影シーン、反対にカジュアルな服装のほうがおすすめの撮影シーンはもちろんあります。次章では、家族写真の服装例についてご紹介したいと思います。
フォーマルな服装がおすすめの撮影シーン
フォーマルな服装がおすすめの撮影シーンといえば、やはりお宮参りやお食い初め、初節句など、日本の伝統的なお祝い行事です。袴や着物などを着て記念撮影をすることも多く、この機会に家族写真を撮影するのであれば主役の赤ちゃんは袴やドレスを着ているので、ご両親やご兄弟もスーツやワンピースなどフォーマルな服装で合わせるとよいでしょう。
注意点としては、足元まで入ったかっちりした家族写真を残すのであれば、全身のトータルバランスが整った革靴やパンプスなども用意しておかなければならないという点です。赤ちゃんは裸足や靴下でもいいかも知れませんが、ほとんどのフォトスタジオがママのパンプスなどは用意されていませんので、うっかりスニーカーなどを履いていってしまい、足元だけスポーティーな雰囲気でちぐはぐになってしまわないように注意しましょう。
ここでは、フォーマルな服装がおすすめの撮影シーンにおける家族写真の撮影事例をいくつかご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってみてくださいね。
フォーマル衣装の家族写真例
スーツ×ブレザー
パパやママはかっちりとスーツ姿で、赤ちゃんは柔らか素材のブレザーで合わせるのもおすすめです。ママのスーツと赤ちゃんの衣装の色を合わせることで、写真全体に統一感が出ますね。
姉妹お揃いコーデ
お姉ちゃんがいる赤ちゃんの場合、姉妹でのお揃いコーデがとってもかわいいですよ!ママも娘たちとお揃いのヘアアクセサリーをつけたり、スーツのカラーを合わせるのも良いですね。
お揃いのネクタイ
赤ちゃんがベビードレス、ご家族がスーツというパターンもおすすめです。お兄ちゃんの場合、パパとスーツの色を合わせたり、ネクタイの色を合わせるとオシャ感がぐっと増しますね。
スーツ×ベビードレス
お宮参り用のフォーマルドレスの赤ちゃんと、スーツ姿のご両親です。パパとママに抱かれて、安心しきった赤ちゃんの表情もとてもかわいいですね。
和装
家族全員分の着物を用意するのは大変かもしれませんが、やはり和装はとても華やかに、ゴージャスに決まりますね。
カジュアルな服装がおすすめの撮影シーン
かしこまった印象よりも、今の家族の姿をありのままナチュラルに写真に残したいという場合には、カジュアルな服装での撮影がおすすめです。着慣れない和装やチュールのドレスなどが苦手なお子様でも、リラックスした状態で撮影を楽しむことができるため、全体的に表情が緩んだ、和やかな雰囲気の写真を残すことができるのも魅力的ですね。ただし、あまりにラフすぎる格好や、まとまりのないコーディネートでは、写真全体がチープな仕上がりになってしまうこともあるため要注意。
ここでは、カジュアルな服装がおすすめの撮影シーンにおける家族写真の撮影事例をいくつかご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってみてくださいね。
カジュアル衣装の家族写真例
モノトーンコーデ
まったくのお揃いでなくても、「色はモノトーンに統一」というように一部リンクさせるだけで、写真全体にまとまりが生まれ、スタイリッシュに仕上がります。
あえてシンプルに
着ているアイテムは全員異なるのに、好感度の高い上品な着こなしで、統一感があります。あえてシンプルに、こなれ感を演出するのも良いですね。
Tシャツ×デニム
白のTシャツとデニムのようなカジュアルなアイテムの組み合わせも、オシャレな背景で撮影すれば特別感が生まれます。夏らしく爽やかなイメージに仕上がっていますね。
あえてバラバラに
こちらのお揃いコーデは、同じ柄をそれぞれいろいろな場所に取り入れています。ママはシャツ、パパはTシャツのワンポイント、男の子はTシャツ全体、女の子はスカートと、あえてバラバラに取り入れることでこなれ感が出て、ぐっとオシャレになりますね。
ギンガムチェック
何にでも合わせやすいブラックとホワイトのギンガムチェックは、照明が明るいフォトスタジオでも顔映りをよくしてくれる効果があります。